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オリンパスμ10はこんなカメラでした。


最初に買ったデジカメはカシオQV10Aだった。

QV10A(30万画素)の画像はこんな感じで、オモチャカメラだった。

ビデオのように撮れる写真が珍しく、買う人は多かった。

カシオQV10A(30万画素)、サンヨーDSC-V1(85万画素)と買い換えて、オリンパスC-840L(130万画素)になった。

C-840Lは7万円くらいした高級デジカメだった。

このカメラは水中ハウジングも売られていて、何度か海に潜って撮影に使った。
(この写真に映っているC-840Lはすでに壊れている)


シャッターボタンが壊れてセロテープで留めていたが、
最後は内部の接点が磨り減って無くなってしまった。
修理不能になり買い換えを決める。


2代目のオリンパスは19800円で買ったD-360L。
外見はC-840Lそっくりだけれど電池は長持ちして、性能も上がった。
(この写真では、すでに水没して壊れてしまっている)


D-360Lの水中撮影に使ったハウジング(C-840L用を流用)
御蔵島沖の海中でパッキンから浸水して、海水に浸かり、カメラは壊れた。


オリンパスμ10
初めての生活防水カメラ。
鏡に映した自画像にも、すでに手ぶれの片鱗をうかがわせる。


この写真は、D-360Lによる夜景の道路。

2万円のカメラにしては、大変見通しのよい画面で、それは単焦点レンズの性能が良かったことも関係していた。
単焦点レンズはとても明るく、美しい絵が撮れた。


そしてこれが、μ10の夜景の道路、撮影の結果。

μ10ズームレンズの暗さが災いして、D-360Lのような画面は期待できなかった。
手ぶれも我慢の限度を超えていた。
この頃、大きなレンズのデジタル一眼レフは60万円もした。
単焦点カメラD-360Lを失ったことの重大さをあらためた感じた。


そしていろんな事件や行事を写して、μ10との足かけ2年が過ぎ…


μ10の特性と付き合いながら、1年と10ヶ月。
こんな写真も撮れるようになりました。

三脚は使わず腕と手、手すりなどを利用して気軽に撮る。


夜景もこなした。もちろん手持ちで写した。
ブレ味も決まるようになった。


三宅島に帰島する人々、そして釣り客。
μ10は時代を映しました。

御蔵島の姿。

元の画像はもっときれい。

船体のディテールも鮮やか。


山の上から御蔵島の港を写す。

いい眺め。


巨樹の写真。クリックすると大きく見られるよ。



オリンパスμ10、長い間ありがとうございました。

最後の船旅。

我が家に来たばかりのときの箱。

オリンパスμ10は私に、7208枚の写真を残していきました。


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